小学校3年の秋から卒業まで、不登校児童として、近所の有名人だった?私。
昼まで寝てる事もざらにあったし、炊事洗濯もあまり手伝わなかったし、おねしょも3年生ぐらいまではしてた気がするし、、!今育てている自分の子供たちと比べると、かなりの劣等生でした。
子供たちに、ママの子供時代の話は出来ません(マジで)
そんな私でも、不登校児童だった事で貴重な学びをいくつもしました。その中で、もし、今、自分の子供が不登校になったら教えたい「不登校児童だった時にやっていた事で、将来の役に立っている事」を3つ、書いておきたいと思います。
一つ目は!「算数ドリル、漢字ドリル」です。
カウンセラーの先生に「小学校3年からの算数がわからないとこれから先の勉強が何一つ分からなくなる。家にいても算数ドリルは繰り返しやりなさい」「大人になっても漢字は必ず必要だから漢字は知っていた方がいい」「英語は中学からだからまだほっといていいよ。理科と社会は大人になってから勉強しても学べる」と、指導を受け、小学校卒業まで、算数と漢字ドリルだけは何回も何回も繰り返しやっていた。
そうしたら、中学初めの中間テストで数学と国語は90点、英語も90点、社会と理科は70点台で、5教科で420点以上だった。小学校に行っていないのに。
自慢じゃないです。本当に、ドリルだけです。3年半教室に行っていないという劣等感が「せめてドリルぐらいはやらないと」という焦りのようなものもあったせいか、繰り返し繰り返し解いていたドリルが身についていたのだと思います。
二つ目は!!「読書」です。
母親が本好きだったこともあり、活字を読むのは好きでした。漫画も好き。雑誌もあり。寝る前に母親が読んでくれる本もとても楽しみでした。
社会人になっても勉強は続きます。本から得られる情報や知識はとても多く、本を読む習慣が無い人はもったいないな、と感じます。本が好きで良かったと心から思ったのは社会に出てからでした。
三つ目は!!!「好きじゃない事を継続する」です。
ちょっとネガティブな感じします?今の時代に合ってない感じ??
好きな事して生きていく!みたいな風潮ありめすもんね。でも、生きていく中で、好きでもない事を続ける力ってすごく大切で。忍耐力とでもいうのか、、、。
そりゃ好きなことだけして生きていければいいけど、好きな事をして生きるのと、好きなこと「だけ」して生きてるのとは天と地ほどの差がありますよね。
好きな事をする為には、好きではない事も頑張らないといけない事も多々あります。むしろそっちのが多いまでえる。
嫌なことがある度に投げ出してたら、好きな事も続けていけない。そーいう力を不登校児童に身につけさせてくれたんです。「好きじゃない事を毎日続けさせてください」と母はカウンセラーの先生に指導されていたし、私も叩き込まれた。具体的には縄跳びと、剣道の素振りでした。毎晩必ずやりました。もちろんサボりもしましたが、そういう力が必要なんだと教えてもらっていた事がデカかった。あの時教えてもらってたのはこのことか!!という、土台?がえるだけで結果は全く違う。目上からの信用も、部下からの信頼も、嫌なことでもコツコツ継続する力の有無で変わってくるんです。と、私は感じています。
この3つは、不登校児童だった私を,社会に出て通用する人間にする為に、カウンセラーの先生が与えてくれた力です。
心の底から感謝しています。
いつか誰かの参考にでもなれば嬉しいな。
ほな。