ラブリーは、小学3年生の2学期途中から小学校卒業までと、中学2年の2学期途中から2年生終了まで、不登校でした。
2学期後半ってなんかあるんかな?w
小学校卒業と同時に引っ越しして、友人関係も近所付き合いもリセットできたのが大きく作用して、中学のスタートは楽しく?登校してたけど、引っ越ししてなかったら中学3年間がっつり不登校だった可能性は大いにあると思う。
中2の終わりごろ、高校への進学を親は諦めていて「ラブリー、高校はいかないならそれでもいいから働こうね」と母親に声をかけられた。その一言で現実に引き戻されて「そうか、このままではいわゆる「普通」の生活は一生送れないかもしれないんだ」と胃が持ち上がった(気がした)。
中3に進級してからは、勉強の遅れを取り戻そうと必死になった。でも中2の後半の勉強を取り戻すのって本当に大変。中3の日々の授業も理解しないといけないし、でも空白の部分を同時進行で埋めないと前に進めない。
授業が終わってから開いてる教室で勉強して担任の先生に個別指導してもらった。担任は社会と家庭科の教科担任だったけど、頭の良い先生で、全教科みてくれた。教科担任の先生に、授業以外で自分のクラスの生徒の遅れた勉強を見てやってほしい、、、とは当時27歳の若い女性の教員は頼めなかったのかもしれない。だから、全部、担任の先生が見てくれたんだと、いまは、思う。私は本当に運が良い。先生本当にありがとう。
余談だけど、その先生は私のクラスを卒業させたあと教師を辞めてしまったらしい。ごめん、先生。辛い思いをさせて、、、。
先生のおかげで一応進学校に入学することができ、楽しく充実したJK生活を送れたのです。ルーズソックス最盛期で、恋愛もして、ラブリーの人生史上最高に輝いていたんじゃないかな。
それもこれも、中3で勉強の遅れを取り戻せたからなんだけど、、、もともと、小学校高学年ほぼ授業をうけていないのに中学の勉強をなんとかクリアできたのは、不登校で家にいても「漢字ドリルと、計算ドリルは繰り返しやれ!!」という教えを守っていたからだとしか思えない。
小3で不登校になったとき、いわゆる”カウンセラーの先生”に師事?を仰いだ。母親が不安になりすぎて右往左往していたところ、紹介されたときいています。その先生との出会いが何よりもラッキーでした。私は本当に運が良い(2回目)。
その先生は、不登校児のカウンセラーが専門職ではなかったんだけど、専門職ではないからこそ、損得勘定一切なしの指導をしてくれた。「不登校の原因は母親との関係によるものが多い」「まずは母親が変わると我が子が変わる」「子供には”嫌なことを続けさせる””漢字ドリルと計算ドリルを繰り返しやらせる”」という指導だったと思う。
小学校3年の漢字がマスター出来なければ、4年になっても6年になっても漢字は苦手なまま。小学校3年から6年までの算数が中学高校の数学の基礎になる小学生の算数を理解していない子は数学が理解できない。
そう、教えてもらった。
だから、小学生で習う漢字さえ覚えれば、小学生の計算ドリルさえスラスラ解ければ、勉強で苦労する可能性が劇的に減る。勉強が障害にならないということは、社会生活を送る上での障害が減る。つまり、ラブリーが社会に出れる可能性が高くなる。
母も、私も、先生を信じた。
”嫌なことを続ける”も同じで、社会に出ると嫌でも毎日やらなきゃいけない事が増える。それに耐えられないと生活ができなくなる。だから嫌なことを続けられる強さを身に付けさせなさい。
と、指導されて、それを、信じた。
今、その指導は確実に生きている。生きまくりである。
仕事柄、電話でお客様の住所や名前を聞き伝票を作ったりすることもある。漢字がわからないのはお客様をイラつかせる。名前の漢字を間違えてしまうと、一生に一度のイベントを台無しにしてしまう可能性だってある。
「一生に一度の大切な日を台無しにしやがって!損害賠償を払え!!」と、大事になる可能性だってゼロではない。
実際に、「メッセージカードの名前が間違っていて、数万円の代金を回収できなかった」という宝石店の店員さんの話をきいたことがある。
算数ができないと、消費税の計算は難しいのかも。いまは10%だから比較的楽だけど、12%になったら??
簡単な計算ミスに気がつけないと以外に不便だし、ケアレスミスが多いと信用も失う、、、。
私の職場には、漢字苦手、算数苦手、な大人が何人かいる。「あー。小学生の漢字と算数、あきらめたんだろうな。嫌なことから逃げて遊んでたんだろうな。」と思う。そういう人は比較的仕事を選ぶし、社会人として活躍していない印象すらある。もちろん、偏見も私感もたっぷり入った見方だけど。自分だってそう思われてるかもしれない。
よし、気を引きしめるぞ。
北京オリンピック、いろんな気持ちが交差しながらみてしまう歳になりました。日本人だけじゃなくて、頑張っているひとみんなが活躍出来ると良いですね。
あ、うちのこ、漢字テストで赤点とってきて。間違えたところ勉強するように言ったら「先生にそんな事言われてない、宿題はおわってるんだからやらなくていいじゃん!」と切り替えされ、「アホは時間が経ってもアホのままなんだ!今アホなら努力しないとずっとアホだぞ!アホがなりたい自分になれるとおもうなよ!」とどなったら泣きまして。大泣きしたあと、すこしだけ漢字勉強してました。「小学校で習う漢字がかけないと、誰かの大切な日をぶち壊してしまうかもしれないんだ。他人に迷惑をかけない程度に、勉強したほうがいいよ」とお話したけど、私の母のように、カウンセリングの先生のようには、伝えられていない、、、。
うちのこは、運が良いだろうか??
ほな!
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