カテゴリー
仕事のこと 子育てのこと

心の不感症?感じようと思えば感じるんじゃない?

秋の運動会の季節。わたしは、子供の成長に涙を流すタイプです。入学式も、運動会も、音楽会も、卒業式も、、、なんなら参観日でも泣きます。我が子の成長はもちろん、他所の子の成長や先生の努力、普段関わっていない人たちの協力、、、そんなのに感動しちゃうんですよね。

逆に、仕事ではあまり泣かない。相当なミスしても、凹むけど泣かない。クレームで個人攻撃されても、泣かない。

これって、自分で感情を無意識にコントロールしているんだと思うんです。つまり、ちゃんと感じようと思えば感じるんだと。

何が言いたいかって、

感動も、幸せも、憎しみも、自分次第である程度コントロールできるはず。

子供の運動会の話

保育園の運動会。年長に近づくにつれて、難しい事をやったり、演目が増えたり。でも、時はコロナ禍。クラス閉鎖になったり、濃厚接触者に該当して休まざるを得なかったり。全員揃っての練習なんてなかなかできない様子。先生もあの手この手で時間を作ろうと必死。午睡を減らしたり、自由遊びの時間を削ったり。子どもたちを集中させるためにいろんな事を試してくれているのが伝わってきました。

先生 といっても、20代の若い女の子です。他人の子どもたちを20人近く毎日面倒見るだけでも大変なのに、個性あふれるちびっこたちを一つにまとめないといけない、、、大変な創意工夫が必要なのではと想像しています。

その中で、、、家では甘えん坊の娘が、気に入らないことがあってもぐっと耐えて、痛くても泣かずに葉を食いしばって組体操の練習に取り組む姿を想像したり、一位になれないかけっこは悔しいだろうけと、走りたくないけどそれでも走る練習をしている姿を想像したり。

想像力だけで泣き所満載ですw

同じ運動会をみていても、私の旦那様は違ったと思います。どちらかというと感受性が乏しいタイプですから、、、

「感じよう!」とアンテナを張れば、隣の子の姿でも涙がでるし、先生の努力を感じて感動することもできます。

仕事の先の、その先に

自分の仕事の先に、生活があったり、人間ドラマがあったりするはずです。洋服屋の店員さんなら、自分がおすすめした服を着てデートする姿。精密だったら、その部品を納品した先の会社の人、、、その部品を使用した製品を使う人の生活。美容師ならお客様がお店を出たあとのウキウキ感を想像したり、彼氏や彼女に会ったときの反応も想像してみる。どんな職業でも自分の仕事の先にいる人を想像することで、楽しくなったりミスがなくなったりするのではないかと思います。出来ることなら統計とりたいっす。

最近You Tubeを見るのですが、登録者数が多いYouTuberさんたちは、視聴者の事を想像しまくってますよね。「これで楽しめてる?」「何曜日に観れる?」「何時なら見やすい?」「この企画はウザくない?」などなどすごく相手の事を考えているのだなぁと。見習うべきところがたくさん。絶対にわたしがお客様の事考えてる時間より、売れっ子YouTuberが視聴者の事考えてる時間のほうがダントツで多いと思う。

「やってるつもり」は「やってない」と同じ

お客様の事考えているつもりでも、結果、売れなければお客様の気持ちがわかっていないということ。そしたらすぐに修正してまたトライして、、、を繰り返せばいいのに、サラリーマンはそれをやらんからだめなのよ、、、。わかっているの。わかっているつもりなのも、ダメよね、、、。

眠い、眠くなってしまった。

またね。

ほな!!

カテゴリー
子育てのこと 日々のこと

幼児であっても意味と意義を伝えれば、伝わる(かもしれない)

ワクチン、予防接種。説明してますか?

5歳の娘は、先天性代謝異常なので、生まれた数日後から数え切れないほどの注射を打ってきました。検査検査検査・・・大人でも嫌になるぐらい、あちこちから頻繁に採血しました。赤ちゃんのうちは、針が刺さってから「エーーーーン」です。なんだかわからないけど、痛かったから反応して泣く。恐怖はありません。(多分)

でも2歳、、、3歳、、、雰囲気で感じ取って、恐怖で泣くようになります。「すぐおわるよ」「おわったらシールあげるから」という子供だましは聞こえてもいませんでした。

5歳の今、検査のための血液採取も年に数回になり、忘れた頃にやってくる予防接種。先日は風疹の予防接種を受けました。

泣かれても面倒なので、直前まで言わず、さっと終わらせようと思いましたが、、、風疹の怖さを説明して見ようと思ったのです。伝わらなくても良いから!

  • これから打つ注射は「風疹」の予防接種であること
  • 風疹は一度かかると免疫がつくこと
  • お腹の中の赤ちゃんに感染すると赤ちゃんが病気で生まれてきてしまい、その病気は一生治らないこと
  • 自分はかかっても治るけど、お腹のなかでかかってしまった赤ちゃんの病気は治らないこと
  • 病気で生まれてきた赤ちゃんのお父さんとお母さんはずっと悲しい気持ちで過ごすこと
  • 自分がかかったら、いつ、誰にうつしてしまうか分からないこと
  • 今日の注射をがんばれば、自分が誰かに移す可能性がなくなり、結果として誰かの赤ちゃんを助けることになること

などを、わかりやすい言葉で簡潔に伝えました。

すると、やっぱり泣きはしたものの、接種後、腕をおさえながら「これで悲しむ赤ちゃん少なくなるかな」と、少し晴れやかな顔を見せてくれました。

どうせ伝わらない なんてことはないかもしれない

次女は比較的、わがままで意地っ張りな性格のため、どんな説明をしても「嫌なものは嫌だ!」と泣かれると思い込んでいました。結果は全くちがうものでした。

こちらの伝え方や表情や声で感じるのか、たまたまなのかはわかりませんし、次も同じ事になるとは限りませんが、意味や意義や想いを伝えるということを、諦めてはいけないと実感した瞬間でした。

幼いから、年寄だから、社長だから、新人だから、偉い人だから、チンピラだから、常連さんだから、敵だから、味方だから、親だから、などなど、、、いろんな理由をつけて「どうせ言っても伝わらないだろう」と諦めて、言葉を飲み込んでいることが意外と多いなと。

もしかしたら、伝わるかもしれない。もちろん、伝わらないかもしれないけど。

試してみる価値は、いつだって誰にだってあるんだな。

ほな!!!