カテゴリー
仕事のこと 子育てのこと

自分中心の幼い子供のまま大人になると悲惨 というお話

大切にしたい価値観は、、、

大人と対峙しているはずなのに、子供と話しているのかと錯覚するときがあります。

例えば、仕事中「これ、間違ってるけど誰がやってる?」と尋ねた時に

「私がやりましたが、○○さんに確認しながらやったので、、、」

「私です。どこが違うか教えてもらってもいいですか?」

前者と後者、起きている現象は全く同じでも、印象が全くちがいますよね。後者は考え方が自責。前者は他責ゆえに印象も悪く、結果自分が損しています。

前者は、「自分を悪く見せたくない」という短絡的な考えが第一にあるのでどうしても言い訳や自分を正当化した言葉になります。そういう人は「自分の正当性を主張すること」が大切な価値観の一つとして大きな意味を成しています。

ちょっとした意見の食い違いでも、自分が正しい事を知ってほしいので必死に正当性を主張してくるし、もしも自分の主張が受け入れられない場合には、相手を蹴落としてまで自分を守ります。例えば、「あ、○○さんの言う通りでいいですよ?大した内容でもないんで」のように、議論の内容を下げたり、相手の自尊心に触れるような言い回しをします。

人を傷づける事の痛みよりも、自分の正当性を主張することの方が大切。自分を守ることに必死。

なぜ、このような大人がいるの?

大人にも、子供の頃がありました。子供のころに「どういう考え方が大切なのか」を教えてもらうことが無かった場合、大人子供が出来上がります。

思春期にお友達と揉めた時。親ならだれでも自分の子供は悪くないと信じたいし、「うちの子はいじめられることはあってもいじめることはしないはず」と高をくくっているものです。

でも、「お友達から嫌なことを言われた」と相談されたら、うちの子も誰かに同じ思いをさせているかもしれない、、、と想像し、子供に逆の立場だったら、、、という話を親がしてあげられているかどうか。自分の正当性を親に訴えかけるより先に、心配してあげるべき友達がいないのかを考えるように促す、など、自分の感情以外にフォーカスすることを教えてあげられているかどうかではないかしら。

親がアホなら、きっと、その子供も賢くはありません。

アホな大人子供に出会ったら、「こいつの親、アホなんだな、、、。」とあきらめましょう。きっとその大人子供は今更変われないでしょう。

偉人たちの言葉

「隣人に親切にしなさい」というのはイエスキリストが言ったとされる有名な言葉ですが、ほかにも多くの人が「自分中心ではなく、隣人に親切に寄り添う」という題材について述べてくれています。

  • マザーテレサ:「私たち隣人を愛することは最も大切なことです。愛は小さな行動の中にこそ存在します。」
  • マハトマガンジー:「自分の隣人にしてほしい事を、自分から隣人にもしなさい」
  • マルティンルーサーキングジュニア:「私たちは他人の運命に対して無関心であってはならない。隣人を助けることが人間としての義務です」
  • アルベルトアインシュタイン:「人は他社に対して思いやりを持つことで、本当の意味で人間らしくなれる。」
  • 松下幸之助:「人のために尽くすことが自らの成長にもつながる。隣人を思いやる気持ちを持つことで、社会がより良くなる。」
  • 稲盛和夫:「他人を思いやることは、成功の秘訣でもある。人とのつながりを大切にし、共に支え合う社会を築こう。」
  • 柳井正:「自分の成功だけでなく、周囲の人々の幸せを考えることが真の成功だ。」
  • 大前研一:「周囲を思いやることで、信頼関係生まれ、良好な環境は作られる。」

大人子供の親は、これらの言葉を知らないのではないかを推測されます。こういった人々の言葉に触れることなく大人になり親になっているということは、知識・教養にも乏しいのかもしれません。もしかしたら、学んだことがあるのかもしれませんが、それを自分や子供に生かすことができない能力の持ち主の可能性もあります。

そういった大人子供とその親を、改心させるのは大変難しく、堂々巡りになることが多いため、こちらの心身が疲弊しすぎてしまいますし、こちらも他責になってきて辛い結果になりかねません。

そっと、距離を取ってお付き合いしていくしかないのです。

おすすめ図書

大人子供に出会ったらこの本を読みましょ♪

草薙龍瞬著 反応しない練習

読むのしんどい&めんどい って人は

中田あっちゃんの動画がおすすめ

まとめ

自分を正当化するために、隣人を貶めるような不勉強で教養のない阿呆には反応せず、その環境の中で自分にできる事を模索し、成果を出すことで周囲も幸せにしていけるビジネスウーマンをめざしましょう☆

ほな♪

カテゴリー
子育てのこと 家族のこと

時間管理のマトリックスを子育てに応用

7つの習慣

は、読んだことありますか??

読んだことある人は「時間管理のマトリックス」と聞いただけで、あの4分割の表が頭に思い描かれると思います。

「7つの習慣」はビジネスマンが読むことが多い、自己啓発本という印象の分厚い本です。

ビズネス的には

第一領域:クレーム対応、緊急の電話、期限のある仕事、目の前のお客様の接客 など

第二領域:自己啓発、スキルアップのための学習、人間関係の構築、読書、新商品の開発(第一領域になる場合あり)、適度な休息、情報収集 など

第三領域:急な来客や飛び込み営業の対応、多くの電話、多くの社交辞令でのお付き合い など

第四領域:無駄な会話、暇つぶしのネットサーフィン、雑用、暇つぶしのSNS、愚痴を言い合うだけの時間 暴飲暴食 など

多くのビジネスマンは「緊急で重要」である第一領域と、「重要ではないけど緊急」の第三領域で手一杯。そして「息抜き」や「自分へのご褒美」と正当化して第四領域へ。

第二領域に時間を費やしている人は少ない。

それでも、7つの習慣を読んでいる人と全く読んだことの無い人とだと、時間の使い方と意識の向き方が変わる。

第四領域に時間を費やしている自分に嫌気がさして来たら勝ったようなものだ。

子供に教えたらどうなる?

この、時間管理のマトリックスを小2と小6の娘と考えてみた。

第一領域から考えてみることにした。

第一領域(緊急で重要):宿題、発表会のためのピアノの練習、学校へ行くために起きる、学校へ行く、ご飯を食べる、トイレに行く、歯磨き、友達との約束を守る、散らかした後の片付け

第三領域(緊急だけど重要じゃない):やれと言われてやるお手伝い、怒られるからやる掃除

第二領域(緊急じゃないけど重要):お金を貯める、うまくなるために練習するピアノやダンス、ママと遊ぶ、ママにだっこしてもらう、家族との時間、英語を学ぶ、本を読む、自分で決めたお手伝いをする、気合入れた掃除

第四領域(緊急でも重要でもない):YouTubeをだらだらみる、TVをだらだらみる、お菓子を食べすぎる、無駄な買い物(あるのに買う)、駄々をこねる、たたく(?) 

私「どれが一番大切だと思う?」

娘「1番!(第一領域のこと)」

私「そうだよね、緊急で重要だもんね、大切だよね。じゃぁさ、1番ばっかりして大人になった自分と、2番もたくさんやって大人になった自分、どっちが良い大人になってそう?」

娘「あ、2番のほうがいいね」

私「だよね。緊急だからしょうがないけどさ、1番と3番ばっかりやっちゃうよね?で、4番の時間作ろうとしてるよね。4番は「重要でも緊急でもない」んだよ?」

娘「やばいね。4番ばっかりの人はやばい。」

私「時間は多くならないから、どうやったら2番に時間使えるか考えて、4番を減らしてその分2番に時間使えるように気を付けてみよう!1番と3番にもやらなくていいこともあるかもしれないしね。」

娘「難しいよ、、、できるかな、、、」

私「いきなりは無理でも、知れたから少しずつ意識して2番増やしてHappyな人生にしよう!」

娘からみたママ

娘「ママはポジティブだからな」

私「そう見える??」

娘「ママほどポジティブな人見たことない」

素直にうれしかったです。娘に、そう思われていることが^^

それは、少しでも私が第二領域に足を踏み入れているという証にも思えるからです。

仕事を楽しんで、生け花を習って、子供たちの行事には休みを取って参加し、おしゃれを楽しんで、悪いことが起きても「しめしめ、成長のチャンスだ」とほくそ笑み、義父母の嫌味を聞き流し、義姉のわがままを受け流し。そうやって生きていることが娘に良い風に映っているのがうれしい。

だって、子供達には前向きにポジティブに生きてほしいじゃないですか。

そのために、基礎知識として、時間管理のマトリックスを教えるの、おすすめです。大人になってもずっと使えるし、絶対に武器になりますから。

ちなみに、私がこのブログ書いてる時間は、第2領域にカウントされています~

ほな!

カテゴリー
子育てのこと 日々のこと

「三つ子の魂百まで」信じてるやつ、アホ

ミステリという勿れ

久能整という普通の大学生が、その観察眼と独特の感性で難解な事件の真相を暴いてしまうという、漫画。「バサラ」の田村先生が描いていて、今、一番好きな漫画。

そのなかで主人公が云うセリフ

「“女の幸せ”とかにもだまされちゃダメです。それを言い出したのは多分おじさんだと思うから。女の人から出た言葉じゃきっとない。だから真に受けちゃダメです。女性をある型にはめるために編み出された呪文です。だって”男の幸せ”って言い方はあまりされないでしょ。片方だけあるのはやはりおかしいんですよ。ただのおじさんの意見や感想が自然の摂理や事実みたいに言われてしまっているんです。」

「だったら女性にこそ教育や教養が必要だと思いませんか。だって次世代を担う子供を育てるんですよ、しかも一人で。”三つ子の魂百まで”その大事な時期を任されるということなんですよ、一人で。」

この二つ、特に印象にのこってる。

世界は、日本は特に、男性が優位に立てるように仕組まれてるなと、常々感じています。(整くん風☆)政治も、ビズネスも、社会をぶん回してるのは、中年以上のおじさん。アメリカの大統領ですら。古き良き風習も、素敵なことわざも、8割以上おじさんが言い出してるような気がする、、、。

落としたスイーツの行方

コンビニでご飯コーナーみてたら、斜め後ろのスイーツコーナーから「バシャン」って音がした。

振り返ると、若くて背の高い女の子二人がいた。足元に落としてしまったカップのスイーツを拾うところだった。

あぁ、落としちゃったのか。

すると、その子たちは、落としたスイーツを棚に置いた。しかも、奥のほうに。蓋がずれたのかゆがんだのか、しきりに蓋を気にして上から押している。二人で交互に蓋を押して、手前にきれいなスイーツを並べて、その場を立ち去った。

近くにいた店員さんは彼女たちと同世代に見えた。

「これ、今レジにいる子たちが落としちゃって、、、下げたほうがいいかと」と声をかけると、

「え?すみません、教えていただいてありがとうございます」と、クリームがふたにべっとりついて売り物にはならないカップスイーツ(多分350円ぐらい)を持ってバックヤードへ。その間、レジに並ぶ女子たちの目に、手に持ったつぶれたスイーツが触れないように気遣っていたように見えた。

親の教育?

この出来事で、まず思ったのは自分の子供たちの事。正しいことを教えようと厳しくすればするほど、怒られるのが怖くなり、自分の不利な出来事を報告できなくなる気がする。

いつでも味方だよ。悪いことしても、ちゃんと守るよ!という愛を伝えておきたいと思った。でもそれも行き過ぎるとゆがむのか?難しい、、、。

次に思ってのが、悪いのは親か?環境か?友達か?

「三つ子の魂百まで」

完全に否定するつもりはないけれど、三歳までの教えや環境より、思春期に出会う仲間や先生、その後の環境のほうが成人以後の人格形成に大きく影響を与える気がするのです。

自分も、3歳までも愛されて育ててもらったと思うけど、正直覚えてないし。そりゃ、虐待とか事故とか、ショッキングな出来事があればそれが人格形成に影響する可能性は否定できないけど。

どうしたって、小学校高学年以降の出会いや行動や考え方や与えられた環境が今の自分を作っているような気がしてならない。

3歳までに素晴らし教育をされていたとしても、二十歳になって、一緒にコンビニに行った友達が、スイーツ落としちゃってパニックになっている自分に「いいよ、奥においておけばわからないよ、大丈夫大丈夫!」と、明るく笑顔で言ってきたら、良くないと知りながらも「そうだよね!」となるのでは?

落とした本人が「奥に置けばばれないかな」と、隠蔽しようとしても、友達が「やめときな、私が食べるから買っていこう!」と言ってくれたら?「そうだよね、よくないね」と二度と似たような隠蔽はしなくなるのでは?

その場合、3歳までの魂じゃなくて、今横にいる友達が、その後の人生を左右するきっかけにもなるのでは??

ことわざに気をつけろ

三つ子の魂百まで

ということわざは、きっと、自分の子供が、思いのほか出来が悪く育ってしまったときに、権力あるくそ親父が奥さんにすべてを擦り付けるために言い出したと思っている。

3歳までたいてい母親や、昔なら乳母が子供の面倒をみる。なのに女性に十分な教育の場を与えない。子供が出来が悪く育ったのは女のせいだ。と、理不尽な言いがかりをつけているようにしか聞こえない。

男は外に出れば7人の敵がいる→おまえらだけじゃない。女も同じだ。

結婚は人生の墓場→男だけじゃない、女も同じこと思ってるよ。

男は度胸、女は愛嬌→おじさんの願望でしかない。

偏ったピックアップですが。

今の日本もおじさんたちがつくってる

円安

失われた30年

GDPランキング

少子高齢化

などなど、、、今後の日本が心配ですが、これもまた権力大好きおじさんたちが動かしているからうまくいかない。

子供の事本気で考えてるのは母親です。

大切な子供たちが生きているこれからの日本を良くしてほしい。

おじさん、いい加減にしないと、母親たちに引きずり降ろされるよ。

ほな!