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子育てのこと

子供に何歳から携帯電話(スマホ)を持たせる?という議論について

私の周りの小学生のスマホ事情

私の周囲は、田舎ということもあり小学生で自分のスマホを与えられている人は多くない印象。クラスに3人から5人ぐらいかな?30人クラスだとすると1割から2割。

私は、与えない派。

「大切な事(物)を大切にできない未熟者には与える意味無いな。」と思ってマス。

我が子が精神的に成熟していないから↑のように感じているのであって、分別の付く小学生なら与えて良いと思ってはいます。

でも、最高学年の6年生だとしても、やっぱり、楽しいもの・楽なもの・興味のあるものに時間を使ってしまうのはあたりまえで、勉強や習い事やお手伝いや睡眠の時間を削ってスマホを触ってしまうわけです。

高校生になって、スマホに依存して、親の忠告を無視して堕落してしまうのは、自己責任7割かな、、、と。

でも、小学生にスマホ与えて「依存するな!」「勉強しろ!」と言われても、赤ちゃんに、目の前のお母さんが優しく手招きしているのに「甘えるな!!」と言っているのと同じぐらい、無理な事を強要していると、私は思います。

小学生にスマホを与えるって、赤ちゃんにとってもお母さんに甘えるのと同じぐらい、強烈な影響があるのではないかと。だれかそういう論文しりませんか?

リスクは犯罪だけではない

スマートデバイスの低年齢化による問題点は「ネット上での出会いによる犯罪」が挙げられるけど、それは本当の意味で親が目を光らせていれば防げる可能性も高いように思う。

監視を怠ったり、「自分の子は慎重なタイプだから大丈夫。」「困ったときには何でも相談してくれる子だから」と、我が子を過信している親は要注意。「うちの子に限って」なんて甘い考えは、捨て去って、過度なほど確かめて、ウザがられるほど疑って、プライバシーなんて無視して監視することができないなら、幼い我が子にスマホやタブレットなんか持たせない方がいいのではないでしょうか。

警戒すべきはわかりやすい犯罪だけではないからです。

幼さゆえに繰り広げられる友達同士のキツイ言葉の応酬や、心無いように感じられる一言。こういった文字の積み重ねで心を疲弊してしまう子も多くいると思うのです。大人からしたらさほど違和感を感じない一言でも、子供の世界では残酷な言葉の可能性もあります。そういう文字に気づいてフォローできる能力が親に無いのなら、子供にスマホを持たせるのは無責任というものではないでしょうか。

TikTokやインスタなど、見て楽しむだけのアプリに思えても、DMを使ってのやり取りの中に、我が子を傷つける文字が潜んでいる場合もあります。すべてのアプリを親が把握して、「誰かに傷つけられていないか」「誰かを傷つけていないか」「犯罪に巻き込まれていないか」「犯罪者になっていないか」を正視眼で見定めることができる親がどれだけいるでしょうか。

持たせない勇気

「周りの子はみんなスマホもってるよ」と言われると、ついつい「そろそろうちの子も??」という気持ちになるのは親心。スマホを持ってないと「仲間外れにされちゃうかも、、、?」と心配にもなりますよね。

でも、「スマホを持ってない」という理由で、疎遠になる友達なら、疎遠になったほうが良いのでは。

逆を言えば「スマホ持ってるから友達だよね」って(笑)。そんな友達いなくても大丈夫!

自分で大切なものを理解して、楽なほうに流されずにやるべきことに集中できる精神力が養われるまで、親が悪者になって、我が子からスマホを遠ざけて、精神力が養われてからスマホを手にしても、「遅すぎた!!!!」と、後悔する日なんて来ないんじゃないですかね?

早くからスマホ依存症になってしまっている我が子と、スマホを持っていないゆえに、他になるべきことを見つけ趣味や習い事や勉強に打ち込んでいる隣の子を見比べて「うちの子スマホばっかりで大丈夫??」と不安になる日は、結構な確率で来そうですよね。

ほな!

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仕事のこと 子育てのこと

自分中心の幼い子供のまま大人になると悲惨 というお話

大切にしたい価値観は、、、

大人と対峙しているはずなのに、子供と話しているのかと錯覚するときがあります。

例えば、仕事中「これ、間違ってるけど誰がやってる?」と尋ねた時に

「私がやりましたが、○○さんに確認しながらやったので、、、」

「私です。どこが違うか教えてもらってもいいですか?」

前者と後者、起きている現象は全く同じでも、印象が全くちがいますよね。後者は考え方が自責。前者は他責ゆえに印象も悪く、結果自分が損しています。

前者は、「自分を悪く見せたくない」という短絡的な考えが第一にあるのでどうしても言い訳や自分を正当化した言葉になります。そういう人は「自分の正当性を主張すること」が大切な価値観の一つとして大きな意味を成しています。

ちょっとした意見の食い違いでも、自分が正しい事を知ってほしいので必死に正当性を主張してくるし、もしも自分の主張が受け入れられない場合には、相手を蹴落としてまで自分を守ります。例えば、「あ、○○さんの言う通りでいいですよ?大した内容でもないんで」のように、議論の内容を下げたり、相手の自尊心に触れるような言い回しをします。

人を傷づける事の痛みよりも、自分の正当性を主張することの方が大切。自分を守ることに必死。

なぜ、このような大人がいるの?

大人にも、子供の頃がありました。子供のころに「どういう考え方が大切なのか」を教えてもらうことが無かった場合、大人子供が出来上がります。

思春期にお友達と揉めた時。親ならだれでも自分の子供は悪くないと信じたいし、「うちの子はいじめられることはあってもいじめることはしないはず」と高をくくっているものです。

でも、「お友達から嫌なことを言われた」と相談されたら、うちの子も誰かに同じ思いをさせているかもしれない、、、と想像し、子供に逆の立場だったら、、、という話を親がしてあげられているかどうか。自分の正当性を親に訴えかけるより先に、心配してあげるべき友達がいないのかを考えるように促す、など、自分の感情以外にフォーカスすることを教えてあげられているかどうかではないかしら。

親がアホなら、きっと、その子供も賢くはありません。

アホな大人子供に出会ったら、「こいつの親、アホなんだな、、、。」とあきらめましょう。きっとその大人子供は今更変われないでしょう。

偉人たちの言葉

「隣人に親切にしなさい」というのはイエスキリストが言ったとされる有名な言葉ですが、ほかにも多くの人が「自分中心ではなく、隣人に親切に寄り添う」という題材について述べてくれています。

  • マザーテレサ:「私たち隣人を愛することは最も大切なことです。愛は小さな行動の中にこそ存在します。」
  • マハトマガンジー:「自分の隣人にしてほしい事を、自分から隣人にもしなさい」
  • マルティンルーサーキングジュニア:「私たちは他人の運命に対して無関心であってはならない。隣人を助けることが人間としての義務です」
  • アルベルトアインシュタイン:「人は他社に対して思いやりを持つことで、本当の意味で人間らしくなれる。」
  • 松下幸之助:「人のために尽くすことが自らの成長にもつながる。隣人を思いやる気持ちを持つことで、社会がより良くなる。」
  • 稲盛和夫:「他人を思いやることは、成功の秘訣でもある。人とのつながりを大切にし、共に支え合う社会を築こう。」
  • 柳井正:「自分の成功だけでなく、周囲の人々の幸せを考えることが真の成功だ。」
  • 大前研一:「周囲を思いやることで、信頼関係生まれ、良好な環境は作られる。」

大人子供の親は、これらの言葉を知らないのではないかを推測されます。こういった人々の言葉に触れることなく大人になり親になっているということは、知識・教養にも乏しいのかもしれません。もしかしたら、学んだことがあるのかもしれませんが、それを自分や子供に生かすことができない能力の持ち主の可能性もあります。

そういった大人子供とその親を、改心させるのは大変難しく、堂々巡りになることが多いため、こちらの心身が疲弊しすぎてしまいますし、こちらも他責になってきて辛い結果になりかねません。

そっと、距離を取ってお付き合いしていくしかないのです。

おすすめ図書

大人子供に出会ったらこの本を読みましょ♪

草薙龍瞬著 反応しない練習

読むのしんどい&めんどい って人は

中田あっちゃんの動画がおすすめ

まとめ

自分を正当化するために、隣人を貶めるような不勉強で教養のない阿呆には反応せず、その環境の中で自分にできる事を模索し、成果を出すことで周囲も幸せにしていけるビジネスウーマンをめざしましょう☆

ほな♪

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子育てのこと 家族のこと

時間管理のマトリックスを子育てに応用

7つの習慣

は、読んだことありますか??

読んだことある人は「時間管理のマトリックス」と聞いただけで、あの4分割の表が頭に思い描かれると思います。

「7つの習慣」はビジネスマンが読むことが多い、自己啓発本という印象の分厚い本です。

ビズネス的には

第一領域:クレーム対応、緊急の電話、期限のある仕事、目の前のお客様の接客 など

第二領域:自己啓発、スキルアップのための学習、人間関係の構築、読書、新商品の開発(第一領域になる場合あり)、適度な休息、情報収集 など

第三領域:急な来客や飛び込み営業の対応、多くの電話、多くの社交辞令でのお付き合い など

第四領域:無駄な会話、暇つぶしのネットサーフィン、雑用、暇つぶしのSNS、愚痴を言い合うだけの時間 暴飲暴食 など

多くのビジネスマンは「緊急で重要」である第一領域と、「重要ではないけど緊急」の第三領域で手一杯。そして「息抜き」や「自分へのご褒美」と正当化して第四領域へ。

第二領域に時間を費やしている人は少ない。

それでも、7つの習慣を読んでいる人と全く読んだことの無い人とだと、時間の使い方と意識の向き方が変わる。

第四領域に時間を費やしている自分に嫌気がさして来たら勝ったようなものだ。

子供に教えたらどうなる?

この、時間管理のマトリックスを小2と小6の娘と考えてみた。

第一領域から考えてみることにした。

第一領域(緊急で重要):宿題、発表会のためのピアノの練習、学校へ行くために起きる、学校へ行く、ご飯を食べる、トイレに行く、歯磨き、友達との約束を守る、散らかした後の片付け

第三領域(緊急だけど重要じゃない):やれと言われてやるお手伝い、怒られるからやる掃除

第二領域(緊急じゃないけど重要):お金を貯める、うまくなるために練習するピアノやダンス、ママと遊ぶ、ママにだっこしてもらう、家族との時間、英語を学ぶ、本を読む、自分で決めたお手伝いをする、気合入れた掃除

第四領域(緊急でも重要でもない):YouTubeをだらだらみる、TVをだらだらみる、お菓子を食べすぎる、無駄な買い物(あるのに買う)、駄々をこねる、たたく(?) 

私「どれが一番大切だと思う?」

娘「1番!(第一領域のこと)」

私「そうだよね、緊急で重要だもんね、大切だよね。じゃぁさ、1番ばっかりして大人になった自分と、2番もたくさんやって大人になった自分、どっちが良い大人になってそう?」

娘「あ、2番のほうがいいね」

私「だよね。緊急だからしょうがないけどさ、1番と3番ばっかりやっちゃうよね?で、4番の時間作ろうとしてるよね。4番は「重要でも緊急でもない」んだよ?」

娘「やばいね。4番ばっかりの人はやばい。」

私「時間は多くならないから、どうやったら2番に時間使えるか考えて、4番を減らしてその分2番に時間使えるように気を付けてみよう!1番と3番にもやらなくていいこともあるかもしれないしね。」

娘「難しいよ、、、できるかな、、、」

私「いきなりは無理でも、知れたから少しずつ意識して2番増やしてHappyな人生にしよう!」

娘からみたママ

娘「ママはポジティブだからな」

私「そう見える??」

娘「ママほどポジティブな人見たことない」

素直にうれしかったです。娘に、そう思われていることが^^

それは、少しでも私が第二領域に足を踏み入れているという証にも思えるからです。

仕事を楽しんで、生け花を習って、子供たちの行事には休みを取って参加し、おしゃれを楽しんで、悪いことが起きても「しめしめ、成長のチャンスだ」とほくそ笑み、義父母の嫌味を聞き流し、義姉のわがままを受け流し。そうやって生きていることが娘に良い風に映っているのがうれしい。

だって、子供達には前向きにポジティブに生きてほしいじゃないですか。

そのために、基礎知識として、時間管理のマトリックスを教えるの、おすすめです。大人になってもずっと使えるし、絶対に武器になりますから。

ちなみに、私がこのブログ書いてる時間は、第2領域にカウントされています~

ほな!