迎合とは?
迎合とは・・・自分の考えを曲げてでも、他人の気に入るように調子を合わせること。
「いやいや、私はちゃんと自分の考えで生きていますよ!」という声が聞こえてきそうですが、実は迎合していることって多いです。
仕事でイライラしてる人は、知らず知らずのうちに「迎合」していることがあるのではないでしょうか。
迎合チェック
次の質問に”イエス”が3つ以上ある人は「迎合主義」の可能性?!
- デートの時、相手に「どこに行く?」と聞くことが多い
- 仕事中、次にやる仕事を確認する際、上司に「先ほど指示いただいたことは終わりました。次はなにをやりますか?」と尋ねている
- 献立に困ったとき「夕飯何食べたい?」と家族にきいている
- 計画がうまくすすまないとき「あの人のせいでこうなってるんだよなー」と思う時がある
- 違うと思っていても空気を読んで「・・・わかりました」と言ってしまうことが多い
- 頼まれると、嫌と言えない
迎合の反対語(対義語)
一般的に、迎合の反対語は「反論」「批判」だといわれています。
迎合が「自分の意に反して他人に合わせる」という意味合いなので、反対は「相手に合わせずに自分の意見を通すこと」となり、「反論」になるのですね。
でも私はちょっと意見が異なります。
「迎合」の反対語は「責任」のほうがしっくりくると思うのです。
他人に合わせることは大変なようでいて実は「体よく責任を逃れている」と感じることが少なくないからです。
迎合チェックの解説
「迎合」ではなく「責任」にするための具体例を挙げます。
- デートの時、相手に「どこに行く?」と尋ね、相手に迎合して決めた場所に行って、楽しくなかったとしても自分が責任を感じる必要はありません。逆に「いまいちだったね、ごめんね」と誤ってもらい「そんなことないよ~」などど、偽善者になることも可能です。
- 「何やりますか?」と尋ねられるのと「○○か△△、どちらかやっておこうと思いますがどちらをやりましょうか?」前者は相手に判断をゆだねているのに対し、後者は少なくとも2択まで自分で考え絞っています
- 「何食べたい?」家族の希望を叶える意図も十分にあるでしょうが、思考停止している可能性も否定できません、、、。2~3択ぐらいに絞ると自分の意図を十分に反映できます。
- 「あの人のせいでこうなっている」裏を返せば「あの人の言うことをきいたからこうなっている」。つまり、あなたが主体性をもって自分の意見を主張していれば”あの人”のいうことを不本意ながらきくこともなく、現状を”自分の責任”としてとらえることもできたはずです。
- 違うと思っているのに「わかりました」、、、これが迎合です。
- 頼まれると嫌と言えない。これも迎合ですが、自分で責任もって引き受けたなら「主体性ある迎合」かもしれません。他人に責任を押し付けずに自ら責任を取る覚悟があるなら「迎合」したことも最終的には「主体性」「責任」につながるのかもしれません。ただし、性悪に付け込まれる覚悟も必要です、、、。
「迎合」と「主体性」と「責任」
迎合って、楽なように見えて、実際は自分で責任を取る覚悟をもうスタンスをとったほうが生きやすいのではないでしょうか。
誰かのせいにしていきるのってしんどいです。
「お母さんんがそうしろっていったから」
「友達がやれって言ったから」
「みんな持ってるから」
「上司の命令だから」
「旦那の意向」
「子供の希望」
生まれてから死ぬまでにどれだけ責任を逃れて、他人のせいにしていくのでしょう。
何度、自分で責任を取ることができるでしょう。
日々の後悔は、どちらが少なく、
日々の充実は、どちらが多いでしょう。
一つでも多く自分で責任を取れるように、判断力を磨き、正しい道を歩きたいと思っています。
他人のせいにしちゃうこともあるけどねっ☆
今日、私の機嫌が良くないのは、パチンコに行った旦那様のせい!!!
ほな☆