今では2児の親となれた私ですが、小学校へは半分くらいは不登校でした
3年の秋から5年生までは行かない日がほとんど
6年生の時は保健室登校 保健の先生のお手伝いをしたりお茶したりしてた
そんな中 母親はカウンセリングの先生を紹介してもらい ご教授してもらっていて、私も一緒に通った
カウンセリングの先生は、本職は脳外科の女医さんで診療の合間に時間をとってくれていた
優しい雰囲気と威厳のある信頼できる先生に偶然出会えて、母も私もラッキーだったと思う
色んな事を沢山教えてもらったが、残念ながら私はあまり覚えていない
それもそのはずで、先生のカウンセリング相手は「母親」だった
不登校の子供は 母親が変わらなければ変わらない という指導だった
私に課せられた課題は一つ
3つの事をやり続ける事
その3つとは
①小学生の計算ドリルを繰り返し解く
②漢字ドリルを毎日1ページ以上
③少し嫌な事をやり続ける(私の場合は剣道の素振りや縄跳び)
先生の指導は徹底していて
「お母さんの目的は、お子さんを学校に通わせる事ですか?それとも社会に通用する人間に育てる事ですか?」
はっきりと問題提起され、母はもちろん後者を選んだ
それから母は、学校に行くように促す事は一度も無かった
登校拒否児によくありがちな 夜になると「明日は行く」と準備をして親を期待させて、朝になるとダメダメになっている、、、そんな事を何度繰り返しても母は一切落胆していなかったらしい
だって目的は 学校に行かせる事 ではないのだから
それよりも
計算ドリルをサボったり、漢字をやっていないと怒られた
縄跳びや剣道の素振りもなかなかサボらせて貰えなかった だからよく夜中に素振りした、、、
先生曰く
算数は小学校で習う、分数と小数点でつまづくと中学でも高校でもつまづくことになる
学校に行ってなくても小学校の算数をしっかり理解している事が強みになる
社会や理科はその場でなんとかなるし社会に出てから学んでもなんとかなる分野だけど、漢字は違う
今しっかり覚えないと大人になってハンデになる 社会に出て急に漢字は身につかない 今からコツコツやっておく必要がある
不登校児が社会に出れない1番の理由は嫌な事を続ける強さが無いから
学校へは行かなくても嫌だと感じる事を継続できる強さがないと社会で通用しない 学校はそれを学べる場だけど行かれないなら家でそれを叩き込むしかない お母さん、やらせてください 娘さんの為です
そう、強く強く指導されたそうだ
お陰で私は
ブラック企業?でもNo.2となり、(これからもっと稼いでみせる!!)
昭和の価値観バリバリの義両親と10年も同居している
しかも、楽しい(笑)
小学生の私を知っている人たちが今の私を知ると「え?あの子が?髪の毛金髪?超陽キャで稼ぎまくってんの??」とびっくりされる
そのくらい、暗くて、陰湿な子供だったのだ
それでも
母親の一念発起がきっかけで、ここまでこれた
私は、子供たちに何ができるだろう
と、考えない日はない
ほな!!!